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読書感想文ネタ アーカイブ

2005年09月22日

なぜカタカナ



凶気の桜

凶気の桜


ヒキタクニオ・・・なぜカタカナか?
この人同年代である。
最初に読んだのは「凶気の桜」映画化されて話題になってたからかな・・・
まあ、そこそこ面白く読ませてもらった気もするが、
改めて思い起こそうとしても、内容がよく思い出せん。



鳶がクルリと

「鳶がクルリと」は、彼方此方の書評などを見ると・・・
曰く、キャラクターが普通じゃなさ過ぎで、感情移入できない。
曰く、作者の考えをキャラクターにしゃべらせ過ぎでうざい。
などなど。
結構厳しい意見がおおござ〜ます。なるほど、ごもっとも。

でもね、私はケッコ〜気に入りました。これ。
職人の意地みたいなとこで思わず涙。いやホント。
これも映画化。いいなぁ〜もおかってんだろなぁ〜
ヒキタクニオ

2005年10月02日

ファイティング寿限無



ファイティング寿限無

さすが落語家つかみが巧い(?)結構一気に読んじゃいました。
印象的なタイトルだし、落語家でボクサーって設定も面白いと思いま。
ただ、世界タイトル戦以降は、チョット間延びした感じかねぇ。

ワタクシ、落語は詳しくないので『三方一両損』ってどんな話?
って一応調べてみました。ふむふむ。
一応ってか、コレ知らないと、落ちが決まらんのか?
ひょっとして。
知らなくても、面白かったけどね。

けっこ映像向きな気がするんだけど、映画化とかドラマ化とかされてない・・・
ですよね?

2005年10月19日

三方一両損

「ファイティング寿限無」のとき、話の概略は調べてみたんだけど、まあ、聞いてみましょ。
ということで、図書館で借りてみた。ビバ!図書館。
人情噺集成ってシリーズの1枚。昭和31年の録音で、八代目三笑亭可楽の高座。
三方一両損/甲府い/蜆売り

ついでにというか、立川談志の『司馬遼太郎作「新撰組血風録」を読む(1)』ってのも借りてみた。
タダですまそうとするから、ちょいと半端な具合だが、
談志のやってる「三方一両損」


立川談志独り会 (第5巻)


立川談志遺言大全集 (9)

などもあるらしいので・・・・
そのうち考えてみよう。

2005年10月25日

「告白」町田康



告白

700ページ近いので、結構読み応えあった・・・中華。ていうか時間かかった。
でも、最後まで楽しく(楽しいでいいのか?)読めますた。

町田康さんこの人も同年代だすねぇ。旧(爆)「町田町蔵」。
この名前がワタクシの脳みそに焼き付けられたのは、
石井聰亙監督の

監督:石井聰亙

Story
近未来都市を舞台に強制労働を強いられた下層民たちの暴動を描いたSFアクション。とある都市で青春を謳歌するバトル・ロッカーズと呼ばれる若者たち。警察の手によって演奏を奪われた彼らは不満を爆発させ、やがてそ...(詳細こちら
であった(遠い目)
セルナンバーエイトカッチョよいです。(これは町田さんでなく陣内さん)

んで腹ふりとか、聞いたはみたが、歌の方は今イチピンとこなかった。正直。
でも、小説は来た。ある意味ファン。サイン会にも行ってしまった。かっちょい〜。
ミーハーだ。同年代のおっさんになんたる。

で「告白」だが。相変わらず文体自体で笑わせてくれる。
「凶暴なこんにゃく」ってなによ。「くんくんする」って関西では普通に言うんか?
みたいな。
笑わせてくれつつ、フッとヤバい感じが顔を見せたりする・・・
んん〜〜私には、力不足で説明不能。

でも、いいですぜ。町田康。

2005年11月02日

ギャオスっすか・・・『浄土』

浄土

町田康連発ですが、図書館返却に行ったらちょうどあったもんでねぇ。

前回『告白』は700ページに迫る長編でしたが、今回は短編集。
どれも面白いと思うんだが、やはり一番の問題作は『ギャオスの話』でしょ。

問題作問題作。

あのギャオス。
ガメラ対ギャオスのギャオス。
ギャオスが突如中野に出現する話。

何なんだろうか?面白かったけど。

江口寿史の漫画に、似たようなテイストのがあったなぁ〜。
ゴソゴソ・・・あぁ〜これこれ。寿五郎ショウ

コレに収録の『怪獣王国』。
江口氏自身が帯で大傑作!!と自画自賛してまんな。

2005年11月17日

歴史からとびだせ〜平積み事件

bcbe8a83.jpgパンタで思い出しちゃいましたがPanta歴史からとびだせ
って本がありまして。
まあ、そんなに馬鹿売れするような本でも無いですわな。

発売当時、水道橋(東京ドームのそばね)に勤めてたんで駅そばの旭屋書店をよく理容・・・いんにゃ利用してました。これも、旭屋さんで購入したんだが・・・・。

したら、後輩Nくんも買ってました。バイトのBくんも買ってました。
みなさん、勿論旭屋書店です。

したら、何を勘違いしたか、旭屋書店。
翌日『歴史からとびだせ』が大量入荷!平積みになってましたとさ。

別に打ち合わせ無しです。たまたまです。
決してテロ行為では・・・

2005年12月05日

ステレオ写真

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一時期ステレオ写真やらCG処理の飛び出す画像なんかがブームになりまして。当時は使い捨てカメラ用のステレオアダプターとかも発売されてたねぇ。

で、ステレオ写真と言えば赤瀬川源平さんで、ステレオ日記 二つ目の哲学なわけですが・・・哲学だし、脳内リゾート開発だし、一時のブームではない本気を感じます。

いやでもね『脳内リゾート開発』とは、すばらしいネーミングだと思う訳。立体視出来た時の幸福感はまさに心のリゾート。未だに交差法(寄り目状態で行う。大きな画像での立体視が可能)での立体視が出来ないのが悔しい。

デジカメで位置をずらして撮影。パソコンで2つ並べれば・・・きたきた〜ぁ。
お気軽ステレオ写真の出来上がり。

2005年12月08日

ベルカ、吠えないのか?

ベルカ、吠えないのか?

来年は戌年でございます。だからという訳じゃ有りませんが『ベルカ、吠えないのか?』古川日出男です。
なにがどうしたって、coverのデザインが素敵すぎます。早速買わずに図書館へ走りましたが(笑)
貸し出しチュ〜
せっかくなんで『沈黙』てのを借りてみました。
沈黙

娯楽小説というより、かなり"文学"ぽい感じ。
『ルコ』『獰猛な舌』これだけで、なんか凄い感じ。
ん〜やるな古川日出男。相当なほら吹き男爵。

っで、疑いつつ検索かけてみましたらベルカとストレルカあたりは事実みたい。
こども宇宙教室
ベルカ(りす)とストレルカ(小さい矢)って意味なんだぁ。ふ〜ん
しっかし、アメリカ初の宇宙パイロットが"アラン・シェパード"さんって・・・人間?だよね(爆)

読み終わって『結局何だったん?』と問われると、非常にムツカシイ。でも、面白くなかったのかと言えばそんな事も無く、フィクションだけど実際にあったかもしれない話としてなかなかおもろかった。

2005年12月11日

少女マンガ

いわゆる少女マンガファンではありませんが。
でも、少女マンガっぽく無く、なかなか面白いのもあるんですぜ。
そのいちがこれ。吉田秋生〜
河よりも長くゆるやかに

吉田秋生自体けっこう好きなんだけど、特にコレはイイね!
なんか奥さんが引っぱり出してきてたんで、読み返してみたけどやっぱよろし。
我が家のは1巻が行方不明・・・。

もうひとつ。青池保子〜
エロイカより愛をこめて (1)

この表紙からして少女マンガじゃねえな・・・銃器とかメカの描写すんごいのよ。
むかし女友達から借りて読んだらえらい面白くてね。それはもっと少女マンガチックな表紙だったはず・・・。
さすがに人気作らしく、『Z』とか『魔弾の射手』などのサイドストーリーもあって、わたしゃついつい買っちゃたもんね『魔弾の射手』・・・これはちょいシリアスすぎていまいちでしたが。

ともに少女マンガといいつつ、チョットその枠には収まんない感じかな?

2005年12月29日

『不夜城』を観た

不夜城

思いのほか悪くなかった。正直な感想。
映画の公開時、主題歌がB'zだってんで、それだけでダメ出して観てなかった。

いやB'zが嫌いとかそういう話でなくて・・・違うっしょっ!て言う感じがヒジョ〜にした。
ま、それもコレも含めて「悪くなかった」訳です。

不夜城の原作では崔健(ツイ・ジェン)の解決がすんごく重要な役割をしてる。

単なる主題歌って以上。高校教師の森田童子の歌の様に(話が長くなりそうだな・・詳細は割愛)。

曲目リストを見ただけでも、不夜城のストーリーとオーバーラップを感じるのだが、どうじゃろ?

余談だが、馳星周って加勢大周のもじりではないかと思ってるのだが、これもどうなんじゃろ?
02756a6d.jpg

2006年01月15日

2巻は幻なのか

1って書いてあるから、2巻を探してたのよ。ずっと。
ずっと探してるくらいだから面白いんだこれ。

思い立って検索かけてみたら、1巻しか無い事が発覚。
家に有るのはモーニングKC版なのだが、7話収録。
で現在出てるのがこれ。8話収録。
2002年に一度復活したらしく・・・そんときの分?
ベムハンター・ソード 1 (1)

プラス1話かい!微妙だな。
で相変わらず1巻ね。2巻出す気あんのかないのか。

しっかし、これって絵の上手さあっての物語だと思う。つくづく。
へたくそさんが書いたらリアリティも何もあったもんじゃないもんなぁ。
どちらかと言うと好きじゃない絵柄なんだけど、星野之宣結構所有してるもんなぁ。

2006年01月24日

電子恐慌—プラチナム・チャイルド

読んだのは大分以前なんですが、今回「株」と「IT」の世界で、ひと騒動なんでピックアップしま。
電子恐慌—プラチナム・チャイルド

株はやらないし、経済の事も全然わかんないんですが・・・これ読むとなんか判ったような気になります。
連載されてたのは経済誌のようで、その辺の設定もかなりリアルな感じ。SF仕立てで、エンターテイメントとしてもかなり面白いです

トロン計画がらみのネット亡霊(自立型のプログラム)とニュータイプ?の子供達(ネットトレーダー)、株の売買だけで、どこぞの国家を転覆させる力を持った投資家などなど・・・
比喩じゃなくて、金は『力』『武器』なんだってことが判りまする。

そういや株取引でテロしかける話、他でもあったな・・・当時はまるで、意味判んなかったけど。
これか?重力が衰えるときあれ、ちがった?ハードワイヤード〈上〉こっち?だったかも。

アハハ! 記憶だけで書いてますので、気になる向きはお調べください。

2006年01月25日

ヤマタイカ

Vmax 鼓動・徒然なる日々・・・ - livedoor Blog(ブログ)

久々に感動・・・男たちの大和!
静岡の方言(遠州弁?)で『やらまいか』ちゅーのが有るらしいが、全然関係ない・・・チョット思いついただけ。

今回ヤマタイカである。またまた星野之宣作品だが、『男たちの大和』で思い出したんで。

ヤマタイカは日本人とは?日本国とは?というテーマを神話やら古代史やらを引っ張りだして語られた、ジャンル的には伝奇SFってやつですか。

これの物語中盤(ウチの蔵書では4巻)で大和が海底からズォ〜っとよみがえるわけですよ、日本人の集団意識のかたちとして。幽霊船みたいな感じですかねぇ。
んで、よみがえった大和は沖縄の米軍基地に艦砲射撃をかまし、米戦艦ニュージャージーと対決したりする訳です。

・・・不謹慎ながら、正直ワクワクしちまいました。潜在的にアメリカにガツンとやってやりたいって意識が有るんでしょうかねぇ。
物語では、その後自衛隊が大和を攻撃するハメになるんですが・・・。

全体の話より(全体も良い話なんだけど)、大和のエピソードが強烈な印象でおました。
ヤマタイカ

2006年05月11日

独立して成功する!「超」仕事術


独立して成功する!「超」仕事術

えー、藁にもすがる気持ちってヤツでしょうか・・・

細かい事は置いといて、お昼寝を勧めてるトコが良い。是非見習いたい。
自営業の醍醐味・・・あぁお昼寝。

それはそれで、結構勇気がいる。

2006年05月12日

正直じゃいけん


正直じゃいけん
え〜まいどの町田康さんです。

なんだか知んないけど、読みにくいデザインの本だな。
なんなんだろ?行間狭いのか?

内容では、これまたお昼寝の勧めです。
勧めちゅ〜か、飯喰ったら寝てしまうという話し。
すごい1日3回お昼寝。さすが。

まあ、偶然ではありますが。
全ての偶然は必然である・・・
やっぱこれは、昼寝しろってことか。

2006年07月24日

『たびを』〜これからなんですが

mangetu.jpg
え〜なんでしょ、この厚み。堂々の1000ページ。
まだ、読み終わってないんですが・・・久しぶりの花村萬月。

どんどん、重く難解になっていったせいか、結構読むのがつらくなって
多分2年くらい読んでなかったかねぇ。

話しの構造は「触角記」と同じ様なモチーフ。
19歳の浪人生がカブで日本一周のツーリングに出る話し。

いま100ページくらいだけど、エロ切なくて、泣けて、笑えた。

また読み終わったら再度・・・。

2006年08月10日

たびを

たしかに厚かったけど、まあ日本一周した訳だし、それほどいっぱい読まされたって感じはしなかった・・・そう、読み終わりましたがな。

高校3年の夏、徹底的に雨に降られた北海道。今泉で補導されかけた俺らを泊めてくれたホークIIIの人。鍋釜背負って走ってたGLのライダー。GP125とGT125でツーリングしてた地元のライダー。妙にかっこ良くて印象深い。長万部へ向かう直線で対向車線のトラックが起こす衝撃波みたいな空気の壁・・・

ヤッパリ雨に降られた伊豆大島。地元のXL500Sに「明日一緒に走ろう」とか言われたけど、めんどくさかったんでシカトしてたら路上でバッタリ。コッチが気まずい思いしてんのに先方はまるで気にしてないみたい・・・色んな人が居るもんだ。

割と最近ではApe100で行った伊勢。これもヤッパリ雨に降られた。
虹児のカブより多少余裕のある性能だけど、交通の多い幹線道路を走るのはかなり疲れると実感。
びしょ濡れで寒くて、死にそうで、一休みしてる俺に、水鉄砲で水を掛けてきたコンビニのくそガキ(推定3歳)
思い出したら腹立ってきた。親は何やっとるん!

雨の思い出が多いねしかし・・・。

あ〜色々思い出しちゃったよ。
バイクのツーリングだけじゃなく。

2回目の北海道は車で。そういう時はいい天気じゃん。
こんときは同行者が割と女の子とか平気で声かけるヤツだったんで、一緒に観光したり、後から手紙もらったり、ってな事もあったけど、この小説みたいな急進展は一切なかった(笑)

大阪まで各駅で帰って行った馬さん。
そういえば拓郎の歌聞いて「ええわもぉ!」って怒ってたっけ・・・
萬月も「人間なんて」に対して「20歳そこそこの若造にそんな事言われたくない」と書いてたねぇ。

まるで、とりとめが無くなったけ、そんな具合に色々思い出させる話しであった・・・と。

またバイクで旅に出たいねぇ。距離を稼げるバイクが欲しい今日この頃。

2006年08月28日

亡国のイージス

 
この手の話しは以前から好きだったのよね。
海洋アクションで言えば、『青の六号』とか『サブマリン707』とか・・・
ポリティカルフィクションの側面も備えてると言えば『レッドオクトーバーを追え』とかね。

大御所?『沈黙の艦隊』は読んでねぇ。まるっきり。
絵が嫌いなのかも・・・あんまり読みたいとも思わん。
完全な食わず嫌い。

映画化の時に読もうかなぁとも思ったんだが、上下巻でなげ〜なぁ〜。
『終戦のローレライ』は・・・げ。もっと長いじゃん。
と、とりあえず『Twelve Y.O.』を読んでみた。
面白かった(と思う)のだが、既にどんな話しだったか思い出せん(絶句)

多分に俺の脳みその都合が大きいとは思うのだが。
『亡国のイージス』も同様の感じだぁね。

間違いなく面白かったです。上下巻一気に読んじゃったし。
テーマも国家のあり方という骨太なものだし、良いと思うんですが。

しばらく時間がたつと、印象が薄いんです。

多分相性とかだと思うんだが。

2006年09月13日

自転車とろろん銭湯記


作者は自転車ツーキニストとして有名(なのか?)な疋田 智さんです。自転車買った時にあれこれ調べるウチに発見して何冊か読ませて頂きました。

今回の本は、自転車の本なのか銭湯の本なのか・・・大人の事情もあったとんだと思いますが、そんなこと置いといて面白く読めますた。

近所にも銭湯があって、一度行きたいもんだと以前から思っているんだが中々タイミングがね〜。
調べてみると市内の銭湯はわずか5件(健康ランドの類は除く)・・・あ"〜ちょっと古いなこの情報は。今はおそらく3件しか無い様だね。

もうちょい涼しくなったら、是非行ってみよう。銭湯。

2006年09月19日

古本100円『腐食銀行』

そこそこ面白い本が、100円ってのは、結構トクした気がする。

買った時『宮崎学』だと思ってた。家に帰って改めて見ると『剣崎学』やん。
だれ?それ。ってなもん。
作家さんじゃなくフリージャーナリストって事みたい。

この手の事実とフィクションを混ぜこぜにしたお話は、緊迫感があってよろし。
落合信彦とか(色々言われてますが)一時はまったし。
『ザ・プリティー・ボーイ』など、小説ってことにしとかないとヤバいから・・・みたいな感じがね。
よろし。いとよろし。

さて『腐食銀行』は銀行を舞台にしたお話だ。
わたくし、経済がらみの話しは、とんと全然弱いのですが・・・
以前ブログで書いた『電子恐慌—プラチナム・チャイルド』(検索したら消えてた)も非常に面白かった訳で、物語の舞台としては良いのかもしれん。

タニさんに借りっ放し(もう10年位)大推薦の『マネーチェンジャーズ』読んでみるかなぁ。

2006年10月05日

『蛇にピアス』なんぞ読んでみる

うちの奥さんが貸してくれたんで読んでみた。
ストーリーがどうのって話しではないが、読んだ後の印象に残り度は、面白おかしいエンターテイメント作品より確実に上。芥川賞受賞作品だそうだけど、『なぁ〜る』てな感じ。

コレ、どういう話しか説明するのは凄く難しいんだが・・・
村上龍の解説が、この作品がなんたるかをわかりやすく表していて、えらい感心しますた。

アマを殺した犯人が誰か判った時には、俺なんぞなんかホッとしましたもの・・・。
(非常に誤解の有る表現だけど、これ以上は書くまい)
読み手によって色々に受け取れるんだろうなぁ。コレ。

2006年10月31日

『添乗員奮戦記』と『なるほど〜』

添乗員が付くツアーって言っても、安楽な観光ルートじゃなくて、かなりサバイバルなツアーぞろい。
サハラ砂漠をランクルで走り抜ける、おまけにツアーメンバーの平均年齢は70歳オーバーのジーさんバーさんみたいな・・・・現地ドライバーはトンズラするは、砂に埋まって立ち往生するは、聞いただけで目眩がしそうだわな。
そして、月の砂漠を行く駱駝のコンボイなど、「行ってみたいぞサハラ砂漠」と思わせる素敵なシーンもあり、気の向いたまま手に取った本だけど、そこそこ楽しめた。

話し変わって。
加藤和彦がラジオでしゃべっておった。
サディスティックミカバンドを今回やるにあたって、木村カエラをボーカルに選んだのは「直感であった」と。
「彼女はチャンとした日本語で歌っているでしょ?なのにしっかりロックしてる。」と。
な〜るほど!(投げ出して終了)

2007年02月24日

予定は無いけど。

フェラーリを買う予定も、その気もないけど・・・
 貧乏人はフェラーリを買へ!

ともかく文句無しに面白かった。読んでて大笑い。
その勢いで、コレも続けて読んじゃうくらい。
 そのフェラーリください!

まっ順番から言ったらコッチの方が先になるのだよね。

自分は例のスーパーカーブーム世代だと思うんだが、あんまり夢中になんなかったクチ。
なので、フェラーリったらテスタロッサくらいしか判りません。
そんな人でも十分楽しめると思います。

フェラーリ生活10年の収支決算とか見ると、3,000万円弱掛かっていて本人も「思ったより掛かってるなぁ」とビックらこいてますが、それでもフェッラーリ様のコストパフォーマンスは最高なんだと。
なにしろ芸術品だから。

コーナーが苦手で直線も苦手(でも最高!笑)などと、自分のフェラーリ様の弱点を書き連ねたため、同型車の価格が暴落。
自分のクビを絞める事になった・・・なんてすてきな話しが盛りだくさん。

まあ、読んでみないと、語りきれません。

2007年04月25日

ハンニバル・ライジング

映画の宣伝もしてるんで、既知かもしれんが『羊たちの沈黙』レクター教授の、生い立ちを綴った所謂『エピソード・ワン』。

前作『ハンニバル』は、チョット殺伐とした雰囲気であったけど、今作は・・・
まあ、やりきれない話しではあるのだろうけど、
納得がいくというか、ある意味感動的であったり。
ン〜難しいな。人によって受け取り方に大差がありそう。
中々の傑作だと、ワシは思う。

戦争による極限状況で、外道と化してしまう人達の話しとしては
『ゆきゆきて神軍』『黒い太陽731』『スナッフ・フィルム追跡』等を読んだり観たりしたが
決して過去の物語でも、特殊な状況でもなく、勿論フィクションでもない。
ある日突然そういう状況に置かれる可能性をこの世界は孕んでいると言う事実。
そうなった時に自分は道を踏み外さないでいられるのか?

被害者にも加害者にもなりたくね〜。
きれいごとでなく戦争反対と思う。

2007年05月16日

半ケツでなく『半落ち』

話題作だけあって、中々面白かったんですが・・・・

組織の中の人間模様とか、介護の問題とか、結構憂鬱になる話しも盛りだくさん。
気になんない人は気にならないでしょうが、
私はちょいと凹みました。

2007年05月17日

陰陽師 首(夢枕獏:文 村上豊:絵)

夢枕獏は大好きで、
伝奇系、格闘系、エッセイ系かなり面白く読ませていただきました。
が、陰陽師シリーズはあんまり好きでなかった。

コレは絵が魅力的なんで読んでみた。

日本昔話みたいで、良かったよ。

2007年05月30日

となり町戦争

話題作だしダメじゃないんだけど・・・ワシ的には今イチ。
前半で挫折しかけたし。
言いたい事は判らんでもないけど、なんか小賢しい。

筒井康隆の東海道戦争みたいのを想像してたんですがねぇ〜

2007年07月22日

確かに傑作かもしんない


最近奥さんが好きで、『天国までの百マイル』に続き読んでみましたが・・・。
いいです。素直にいいと思います。

全体のストーリーもそうなんだけど、所々の何気ないワンフレーズがグッと胸に沁みたりします。
やっぱり苦労人なのかなぁ。浅田次郎。

2007年10月27日

含蓄のある話し


タイトル : 魔王
作者 : 伊坂 幸太郎

魔王は誰なのか? お兄さん?犬養?潤也君?マスター?・・・それとももっと漠然としたもの?「潤也君が魔王かも〜」ってセリフが一回だけ出て来るけど、それも答えじゃない感じ。

この前の「グラスホッパー」(今回マスターがつくるカクテル名として登場・・・マスターが殺し屋業界の人って暗喩かぁ)もそうだったけど、読み手の思考の流れに合わせて答えが明かされると言うか〜「ひょっとして」思った数ページ後にはその答えが描かれてる。この辺は相性もあるとは思うが、読んでいてすごく気持ちいい。

身近だけど深いテーマだし、魔王は誰?的な部分でも深読みが出来る。
「鰹節だよ人生は」的良作。
(削れば削る程味が出るんだそうな・・・)

2007年11月23日

渡辺 球ってすんごいかも。

「象の棲む街」が非常におもしろかったので、短いスパンで「べろなし」も読んでみたんだけ〜ど。
読み始めたら、一気。1日で読んじまいました。

両方ともあまり明るくない、もうひとつの日本を舞台にしております。

「象の棲む街」は中国とアメリカに分割統治され、多くの日本人が治安と食料事情最悪の、東京に閉じ込められた世界。

「べろなし」は原爆が投下される事無く、停戦状態でいまだに軍事政権が支配し「悪の枢軸」と呼ばれる様になった日本。

どちらの作品もキャラクター主体と言うか、難しいからくりや設定でなく、物語に入り込みやすい気が致しました・・・ワシは。

しかし「象の棲む街」は以前読んだような気が・・・
あらすじとかでなく、一部の文章やストーリーを明確に覚えてるんだが・・・まるで記憶に無い部分もあるのだよ。ん〜どうゆうこと?

未だ謎。

2009年08月13日

8月

今月は色んな人が捕まったり、大きな地震があったり、
またひとつ歳を取る月でもあり、終戦記念日でもある。

だから選んだって訳でもなく、偶然目について手にしてしまったんです。の2本

「群青に沈め〜僕たちの特攻〜」熊谷達也

僕の一人称で描かれていくんだが、時代設定を感じさせない心の声や、考え方が非常に馴染みやすく共感できる。
雰囲気としては青春小説と言っちゃても良い感じで、あまり深刻にならず、面白く読めるかと・・・。
ただそこは背景が「特攻」ですから、イロイロ感じる部分もあるわけで、さすが熊谷達也って感じです。(最近続けざまに読んでて、皆当たり。)

「地獄の日本兵 ニューギニア戦線の真相」 飯田 進

コチラは実体験と史実をもとにしたノンフィクションで、ココに描かれている内容を読むと、「特攻で死ぬ方がなんぼかまし」(大変不謹慎な言い方だが)と言う状況・・・
敵と戦う以前に、飢餓と疾病で何十万人もの人達が、見捨てられ死んでいった状況が綴られています。

本当に問われるべき戦争犯罪が、誰かの都合で不問にされてきた事実に、
著者の「ヘドが出そうです」という言葉が胸に突き刺さる。

この本の中でも紹介されている「ゆきゆきて神軍」(これは映像作品ね)も昔見て、結構衝撃的だったので、補足紹介。これ、軍国主義的な人と勘違いされやすいタイトルだが、奥崎 謙三氏は自らを"神軍平等兵"と名乗っている様に「人の上の人と、国家のない世界」を目指している。映像だけだとなんで??だが「ゆきゆきて神軍の思想 」奥崎 謙三に詳しく(と言うかしつこく)描かれている。

実際「人の上の人と、国家のない世界」が実現しない限り、戦争は無くならないのかもしらん。

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